
さていよいよフェス2日目
そして僕にとっては3日間のフェスのうちの最重要日
そう、BIG BLACKの出演日だ
前の晩から興奮であまり眠れず
7時には起きてシャワー浴びてみんなでいつものデリへ
食後はスタバで前日の日記をアップするも、なんか無線LANの調子がものすごく悪く、すぐコネクションが切れてしまう。店のルーターのせいなのか自分のマシンのせいなのかイマイチわからないがこれじゃ仕事にならん。
1時間くらいで切り上げ、ホテルに戻る
2日目は12時開始なので前日タクシーが迷ったこともあり11時過ぎにはタクシー乗車
ところが今日はあっさり15分ほどで到着
まあ、道がわかったのできちんとナビれたってだけだけどね

会場には開場を待つ日本からのお友達がたくさん。みなアルビニ先生のことで頭がテンパッテいる

0時前にようやく開場
ステージではTHE NEW YEARのみなさんがリハ中

最前列に陣取る日本人の皆様

ほどなくライブスタート
3(4)本のギターの練られたアンサンブルが素敵ないい演奏でした
CD聞いた限りではちょっと退屈かなと思ってたんだけどとんでもなかった

前説のおじさん。毎回ライブ前に「オレは25周年を迎えることができてとても感動している」、「ゴミは持ち帰れよ」などの一言を

で、次のバンドはイタリアから来たUZEDA
これが掘り出し物だった。ブッリブリの激重ベースにキンキンしたノイズギターがかぶり、迫力満点のお姉ちゃんのボーカルが吠える。そう、初期SONIC YOUTHの混沌がいちばん近いかもしれないいかにもアルビニ先生が好きそうなバンドだ。ここに来てはじめてオレの考えるタッチ&ゴーらしい音を浴びることができテンションが一気に上がる

いやあ、迫力あったなあ、、、

次はPEGBOY
…ごめん、ほとんど印象に残らなかった
メロコアみたいだったような気が

売店でBIG BLACKのTシャツを売っていたのだが、XLしかないという
USサイズのXLというのは力士が着るような巨大サイズなのだが思案の後せっかくなので購入することに
着てみたら案外いけた

このへんで昼食。インチキ中華はあまりうまくなかったなあ

次、オランダのTHE EX
「オランダのFUGAZI」と呼ばれたりもしてるらしいが、年期の入ったエクスペリメンタルな音でたいへんによろしい。特にドラムの女性はかっこよかったなあ

さて来ましたよ、本日のメインイベントパート1
KILLDOZER様だああああ
80年代後半、ジャンクロックにはまっていたときによく聞いていたこのバンド
さほど早くないがノイジーかつ重い演奏にのってしゃがれ声でシャウトするボーカルが鬼かっこいい
うわあああ最高だ

途中アホアホ風船が飛んできたり下品でやさぐれたイメージは健在
最後の方はギターが狂ってきてよかったなああ
とにかく大満足

場内も混んでまいりました
きのうと比較すると若干革ジャン、タトゥー率が高い
と言っても平均年齢が恐ろしく高いので、怖い人はほとんどいない

さて、つぎは待ってましたのDIDJITS
スーツにタレサンでキメたギター&ボーカルのRick Simsが高音でシャウトするその曲は徹底してポップ
言ってみればラモーンズとバズコックスの曲をやるアージオーバーキルか、、
最高のポゴダンスを踊れたよ

前述したように開場にはステージが2個あるのだが、今日はBIG BLACK最前列確保のためこの時間から片側に留まることに。
反対側でやっていたNEGATIVE APROACHとMAN... OR ASTRO MAN?は残念ながら見ることはかなわなかった。特にアストロマンはとても好きなバンドだったため残念

Sally Timmsという2人組
和むがそんなに好きではない

そしてメインイベントPart2!!SCRATCH ACIDだあああああ!!!
言わずとしれた元JESUS LIZARDのDAVID YOW様にアルビニのぞいたレイプマンのメンバーが2人顔を揃える伝説的バンドだ

ヨウ様はかなり調子がいいようで、以前見たとき(去年のATPにてメルビンズのゲスト)ほど壊れてなかったが逆に凄みが増して凶暴なステージとなった。
場内はモッシュの嵐。意地でも後ろにさがるわけにはいかないので必死で耐える
正直かなりつらかった

さて、反対側のステージが始まった頃、いよいよアルビニ大先生がセッティングにあらわれた

自分でビンテージアンプを運び込みマイクチェックを行なう大先生
僕の音楽観形成に最大の影響を与えた大先生。何度か来日しているが、どれも行けなかったので今回が正真正銘初お目見え。感無量であります。
ああ、この思い入れを伝える筆力がない

そしてそして爆竹の大音声とともにはじまりましたBIG BLACK一夜だけの再結成
冗談でもなんでもなくこのためだけに数十万円支払い仕事を放り出してシカゴまで来ました
夢にまで見た大先生の腰巻きギター、一曲目「CABLE」のイントロのギターカッティングが流れた瞬間感情暴発
あの音だよおおおおお
そしてイントロの後「ドドタドドドタド」とリズムマシーンが切り込んでくると完全に解脱状態です
そしてボーカル入るとなんと大合唱。サビの「ケーボー!」のところだけじゃなく、バースから大合唱だよ
これには驚いた。もちろんオレも歌ったさ
確かに大合唱とはもっともかけ離れたバンドだというのもわかるけど、、、許してよ
演奏したのは全部で4曲。すべて超初期の曲
もちろん本音を言えば「L DOPA」や「PASSING COMPLESSION」といった即死曲をやってほしかったけど、それはもう望みすぎでしょう
大先生「再結成などするつもりはなかったがタッチ&ゴーのためだ。このレーベルは自分の音楽人生で最も重要なものだ」とのお言葉。盛り上がらないわけがないよ
なお、演奏はすべてYOUTUBEにあがってます。すごい時代だ、、、、
Cables
Dead Billy
Pigeon Kill
Racer X

そして放心するヒマもなくSHELLACに突入
もちろんライブははじめて
音盤から想像するにライブは触ると血が出るような極限緊張感のピリピリ状態だと覚悟していたのだが、予想は大幅に裏切られた。
ステージ最前列までせり出してきたドラムキットに座るトッド・トレイナーがバラの造花をくわえてキメキメでスタート

とにかく彼のバタバタドラムは独特すぎる。失礼を承知で言うがまったく基本がなっていない無駄が多すぎるその奏法。彼のアクションのせいもあり意外にも和やかな雰囲気さえ漂うステージ
しかしもちろんシェラックだ。和やかとは言って曲がはじまると一瞬で空気は締まる。あきれるほどソリッド。

それもベースのボブ・ウェストンがパーフェクトにボトムを締めているから

そして、大先生のギターもある意味わりきっていたビッグブラックの時と違い完璧に現役の音
ロケットギターは微塵も錆び付いていない

最後はステージに女性客をあげてハイハットを叩かすなどショーとしてもかなりエンターティンしてる
殺伐きわまりないステージと勝手に決めつけていたので本当に驚いた
終了予定時刻の22時を10分ほど過ぎて終了
疲労極限と言うこともあり完璧に抜け殻状態
とにかく最高の一日だった
一生忘れない
投稿者 tag : 2006年09月09日 15:31