
「うみねこのなく頃に」を終えました
ゲームの概要についてはこちらを
現在のところこのゲームが何部構成かはあきらかにされていませんが、ひぐらし同様数年は続くものと思われます
今回はとりあえずの「出題編」でしょうか
孤島の洋館で行われる「そしてだれもいなくなった」に代表されるような典型的な見立て連続殺人事件譚
表層はそうです
何人かの人が殺され、いくつかは密室における不可能殺人です
物語内では、殺人はすべて人外の力を持つ「魔女」によるものとされており、最後まで犯人もトリックもいっさい明かされません
通常のミステリーであれば、これらの材料から頭をひねりトリックを暴くのがわれわれ読者に与えられた課題かと思われます。
だが、僕らはすでに「ひぐらし」を体験しています
ここから先は「ひぐらし」および「うみねこ」のネタバレになります
作者はインタビューなどで、「うみねこ」もまた「ひぐらし」と同様「ループ」する物語であることを以下のように明言しています
多分また“多層世界”もの、同じ舞台を何回も巻きもどして繰り返していく、それらを重ねて見る事で一本のシナリオでは見えないものが見えてくる、そういった形になると思います。 ひぐらしをやっている方なら違和感なく理解していただけるような世界になるんじゃないかなと思いつつ、世界観やキャラクターは全然違うものになる、そういう感じでしょうか。
ということは、今回提示された一見不可能な殺人トリックを暴くことにはあまり意味がありませんし、実際正答に至ることはきわめて難しいでしょう
ひぐらしにおける「ルールX」「ルールY」「ルールZ」
つまりものがたりに通底するルール、構造を見つけることがこのゲームの解となります
魔女「ベアトリス」はひぐらしにおける「おやしろさま」と同様な役割を担っているのでしょうか
続けて作者が公式ページでかましている文章を引用します
本作品は、ジャンル的には連続殺人ミステリーになるかもしれません。しかし、だからといって推理が可能であることを保証するものではありません。
“解けるようにできている”甘口パズルをお好みの方はどうぞお引取りを。
『うみねこのなく頃に』は、皆さんに“解かせる気が毛頭ない”最悪な物語です。
しかし、だからこそ挑みたくなる最悪な皆さんは、初めましてようこそ。私も、そんな最悪な皆さんを“屈服させたくて”この物語をお届けします。
皆さんは、どんな不思議な出来事が起こっても、全て“人間とトリック”で説明し、
一切の神秘を否定する、最悪な人間至上主義者共です。どうぞ、六軒島で起こる不可解な事件の数々を、存分に“人間とトリック”で説明してください。
皆さんが、どこまで人間至上主義を貫けるのか、それを試したいのです。犯人は魔女。アリバイもトリックも全ては魔法。
こんなのミステリーじゃなくてファンタジー!
あなたが悔し涙をぼろぼろ零しながら、そう言って降参するところが見たいのです。
私が期待するのは、正解に至る推理が現れることじゃない。
一体何人が最後まで、魔女の存在を否定して、“犯人人間説”を維持できるのか。
つまりこれは、魔女と人間の戦いの物語なのです。
すごい挑発っぷりですね
とりあえず今回の話しでは
・舞台設定
・キャラクター紹介
・構造提示
・バッドエンドの1例
程度しかなされていないはず、あとはすべてミスリードを誘うための罠でしょう
続編が発表されるであろう今年の冬コミまでワクワクして待つことにします。
つうか、これやった人と話ししてええええ
(ちなみにゲームを終えた人、隠しTIPSをお見逃しなく)
投稿者 tag : 2007年08月20日 02:10